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平成20年4月26日
五月ともなると野山の木々も随分と青々となり、とても清々しく過ごしやすい季節です。私たちの心持ちも、そんな風に気持ち良くありたいものです。檀信徒の皆様にはつつがなくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
以前中日新聞のコラムで、清水寺住職の森清範さんが、先住職の大西良慶師の思い出を語っておられました。アメリカの作家、パール・バックさんが来日されたとき、百歳近い先住職に次のような質問をされたのです。「あなたはずいぶん長く生きてこられましたが、一番良かったなぁと思う時期はいつ頃ですか?」大西良慶師は即座に答えられました。「今やね、今がええねぇ。」迷わず答えられたそうです。
宗派は違えどもすぐれた禅者を感じました。過去が良かったと言えば未練が残り、未来が良いと言えば地に足が着いていません。禅語には有名な「日々是好日(にちにちこれこうにち)」の一句があります。現実を正しく見据える人は、今を大切にし、今に感謝して生きておられるのだと知らされました。
昨年六月一日、大本山方広寺において副住職が総代さんが見守る中、管長さまより方広寺の僧侶としての資格と位階をいただく垂示式(すいじしき)をいたしました。
本年三月二十六日、方広寺派管長、大井際断老師が工事中の瑞応寺に立ち寄られました。「立派な柱が使われてますねぇ、いつ頃完成ですか?」と尋ねられ、落慶式を楽しみにしておられるようでした。
いつお餅を投げるのかなぁ
本堂上棟式鏡開き
位牌堂上棟式
本堂前面の瓦が葺けました
総代さんと副住職
垂示式
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